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来る2025年6月10日(火)〜6月13日(金)の4日間で開催されます【FOOMA JAPAN 2025】に出展いたします。
今回は、株式会社アブコ・株式会社テスコムと3社で共同出展することとなりました。
焼き芋のペースト加工ラインをメインに展示いたします。
名 称 FOOMA JAPAN 2025
会 期 2025年 6月10日(火)〜13日(金) 4日間
時 間 午前10時〜午後5時
会 場 東京ビッグサイト 東1〜8ホール
テーマ Touch FOOMA, Taste the Future
主 催 一般社団法人 日本食品機械工業会
ブース番号は 東2ホール 2L-49 です。
皆様のご来場心よりお待ちしております。
〜世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催
当社は創業以来、水産練り製品加工業者、いわゆる蒲鉾(かまぼこ)などの製造業者向けの機械製造販売を行ってまいりました。
しかし、この業界の現状は主たる原料である魚肉スリミの価格高騰、食生活の変化に伴う消費の低迷などにより、生産者の数は年々減少しており、当社にとっては新たな市場の開拓が近年の課題です。
その状況の中で、既存の機械を応用し、主にサツマイモや栗、カボチャなど農産品のペースト加工といった分野で一定の成果を挙げることができました。
新たな取り組みのもう一例としては、特殊な熱源を利用し、ドライフルーツ等を生産する加工メーカー向けの省エネタイプの乾燥庫の開発を行っています。
それまでは、ドライフルーツの業界については無知でしたが、事業者様との会話の中からや、その後に当社で行った調査から、かなりの伸び代が期待できる業界であることを確信いたしました。
ドライフルーツは、規格外品、いわゆるB品といわれるものの有効な活用が今後の日本の農業従事者の所得向上において大きなウエイトを持っていると考えております。
水産加工品やサツマイモなど農産物の加工を行っている製造現場を訪れると、製造工程が点と点になってしまい、ラインとして機能していない場合がよくあります。前工程の機械があと10センチ高ければ直接ホッパーに入るのに…、裏漉しされた原料の排出パーツがあと30センチ長ければ後工程の機械にそのまま流せるのに…、と感じたケースは少なくありません。とはいえ、ラインをゼロから再構築したらコストは高くなります。
そこで、当社が長年培ってきた機械屋としての技術とノウハウで、生産現場の実情にマッチした生産ラインのご提案を行っています。
水産練り製品加工業者としてスタートした明石鉄工所は、今後も、時代の流れを逸早くとらえ、自らの技術を応用し、さまざまなニーズに応えるとともに、省エネルギー、日本の国産品の海外展開を推進していきます。
そして、機械メーカーの根幹である機械の品質を向上させることで、お客様や消費者のみなさまに貢献できる企業を目指してまいります。
代表取締役 佐野智彦