国数:21
面積:2025万平方キロメートル
人口:39億910万人(2020年)
ユーラシア大陸の東側にあるエリアです。人口1位の中国、2位のインドをはじめ、世界の人の約半分が住んでいます。小麦だけでなく、米を食べるのが特徴。気温も湿度も高い気候は、米づくりにぴったりでした。多くの文化は中国やインドから広まりました。
・暑い土地も多いので、料理を辛くしたり酸っぱくしたりするたくさんのスパイスが育てられ、使われています。(こしょう、しょうが、等
・中国や韓国、日本をはじめ、経済的に発展した国が多いです。中国文化の影響を強く受けてきました。
・気候は全体的にあたたかく、四季がはっきりしています。
・東アジアでは、独特の宗教がたくさん生まれました。今も人びとの生活に根付いています。ただし無宗教の人も多いです。
仏教 … 仏となるために生きるという教え。インドで生まれ東アジアで広まる。
ヒンドゥー教 … 2400年ほど前にできて、ネパールやインドを中心に広まる。
儒教 … 中国で生まれ、韓国や日本に広まる。年上や目上の人を敬うことが大切。
東南アジア・南アジアの国々
中国やインドの影響を大きく受けた国が多くあります。ただヨーロッパに支配されていた時代があるため、その影響も大きいです。最近では、より豊かな国になるために、工業やハイテク産業に力を入れています。
・フィリピン … ルソン島とミンダナオ島を中心に7000以上の島からなる。バナナやココナッツなどのフルーツや魚が多くとれる。アジアではめずらしくキリスト教の人がほとんどを占める。
・ミャンマー … 大きな平野が広がり高温で雨も多いため、米つくりが盛ん。国民の9割が仏教を信じ、美しい寺院がたくさんある。
・ネパール … 世界一高い山であるエベレスト山がある、ヒマラヤ山脈のふもとの国。ヒンドゥー教を信じ、山岳地帯は8000メートルを超え、雪深い鉱山気候である。一方、南部は平野も広がり、米などの農業が行われている。
・バングラデシュ … 日本の4割ほどの面積に約1億6000万人が暮らす。雨が多く、国の大部分は低く湿った土地である。そのため、米の栽培が盛んで、世界4位の生産量(2019年)。